年齢を増すとともに、肌の保湿力が落ち、その対策が大切になります。一般的にコラーゲン、エラスチン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの保湿成分入りの化粧品を使って、肌の保湿を保とうとしますが、なかなか、持続性がありません。そこで、身体の内側から摂取することで肌の潤いを取り戻し美肌を保つという話です。
肌の保水の仕組み。
まずは、肌の保水の仕組みについてです。
肌の保湿、弾力は、コラーゲンなどがつくる網の目の隙間をコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸といった細胞間物質で埋められています。
ところが、歳とともに、真皮にある繊維芽細胞の活動が衰え、真皮は古い組織で占められて水分量も減っていき真皮全体が縮んでいきます。
つまり、肌の潤い、ハリはコラーゲンやエラスチンでできた網の目状のところにコンドロイチンやヒアルロン酸などの細胞間物質がどれほど埋められているかできまります。細胞間物質の減少はやがてシワの原因になります。
ムコ多糖類とビタミンCで身体の内側から保湿ケア。
ムコ多糖類を食べると肌の細胞間物質であるコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸が増え、肌の保水力が増します。
そして、ビタミンCはコラーゲンの生成を促し細部間物質の存在できる網の目をつくります。
ムコ多糖類は簡単に言うと「ネバネバ」です。
ネバネバしたものって食品の中でもいろりろありますが乾きにくいのが特徴です。
この「ネバネバ」の持つ保湿力が乾燥を防ぎ美肌につながります。
つまりこの「ネバネバ、ヌルヌル」が肌を、保湿してハリをもたせる「食べる義溶液」とも言えます。
このムコ多糖類は20代から徐々に減少していきます。
ですので、意識的に摂ることが大事です。
このムコ多糖類は、たんぱく質を中心に、まとまって存在し、それを、「プロテオグリカン」と言います。
コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸もその一種です。
ムコ多糖類の食材。
ムコ多糖類の入った具体的食べ物は、納豆、やまいも、オクラ、モロヘイヤ、わかめ、昆布、めかぶなどの海藻類、ウナギ、ドジョウ、鳥の手羽先、豚足、ふかひれ、牛の軟骨、牛すじの煮込み、魚のにこごり、豚骨スープ、などです。
比較的高カロリーのものも多いですが、納豆や夏野菜のオクラ、モロヘイヤはそれほどカロリーは高くありません。
さらに、オクラやモロヘイヤは、ネバネバのおかげで茹でたあと、冷凍しても食感が落ちません。
なので一年中食べられます。あなたも、ムコ多糖類とビタミンCを摂った翌朝は肌がふっくらしてハリがある事でしょう。
つまりネバネバ食品は美肌に良い食べ物ということです。
まとめ
今回は「肌の保湿を保つとっておきの食べ物!」というテーマでお送りしました。
ムコ多糖類の入った具体的食べ物を食材に取り入れることで肌の保湿機能が高まり美肌につながるという話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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