キメの整った肌造りは角質層できまる!

キメの整った肌造りは角質層できまる! 美肌
キメの整った肌造りは角質層できまる!

美肌造りのための「肌のキメ」を整えるには、「キメ」が整た状態をセルフイメージしましょう。「肌のキメ」の美しさを左右するのが、角層です。角層は、角質層細胞が横に10枚、20枚と重なって並んでいて、この肌の最上層部分の角質細胞の並びを整えることが、「肌のキメ」を整えることになります。

キメの整った肌造りのポイントは角層。

美肌造りのための「肌のキメ」を整えるためにまず肌の仕組みについてです。

皮膚は三層構造になっています。

表面側から表皮、真皮、そして皮下組織です。

そして、さらに、表皮は表面側から角層、顆粒層、有棘層、基底層の4つからなります。

そのなかで、「肌のキメ」の美しさを左右するのが、表皮の最表面層の角層です。

角層は、角質層細胞が横に10枚、20枚と重なって並んでいます。

この肌の最上層部分の角質細胞の並びを整えることが、「肌のキメ」を整えることになります。

キメを整える基本はターンオーバー。

キメを整える基本であるターンオーバーについて。


皮膚の最上層の角層の状態は基本的には、表皮の最下層の基底層部分から生まれる表皮細胞が約2週間ほどで表皮まで到達します。

さらに2週間ほどで古くなってはがれ落ちます。

これをターンオバーといい、ターンオーバーの繰り返し期間をターンオーバー周期と呼びます。

生成期と、表皮に到達してからの表皮期をあわせて約1か月がターンオーバーの正常周期です。

この1か月のターンオーバー周期を保つことで、キメの整った肌が出来上がります。

このターンオーバーの周期を乱す原因は、紫外線、ストレス、生活習慣があります。

また、加齢も原因になります。

角層の働きとターンオーバーの遅れの影響。

角層の働きとターンオーバーの遅れの影響についてです。


ターンオーバーの遅れで、角層細胞が分厚く固くなり、乾燥したり、ごわごして、剥がれ落ちる角片が増えます。

角質細胞は、ケラチンというたんぱく質でできていて、何重にも重なってバリアの役割をしています。

外からの最近やウイルスの侵入を防ぎ、水分を保ちます。

この角質細胞を接着剤の様につなぎとめているのが、角質細胞間脂質(セラミド)です。

また、角質細胞自身には、天然保湿因子NMFがあり、NMFの主成分はアミノ酸や尿素です。

キメをきれいに保つ注意点。

キメをきれいに保つ注意点は、セラミドの量を減らさないことです。


セラミドの量が減ってしまうと角質細胞が剥がれ落ちそこから水分が蒸発したり、刺激が皮膚に入り易くなります。

セラミドは環境、加齢で減少しますが、注意すべきは、洗顔のし過ぎによっても失われてしまいます。

また、天然保湿因子NMFは乾燥した空気のなかでは保湿力が低下します。この場合、NMFと同様の成分でつくられる保湿クリームなどが乾燥対策に有効です。

角層の機能が低下して敏感肌に。

角層の機能が低下して敏感肌になります。


角層はそとからの刺激、有害物、ウイルス等を防ぐバリアの働きがあるため角層のバリア機能低下で敏感肌になっている可能性もあります。

この場合、十分な保湿と、ターンオーバー周期を正常化することで、角層を健全化することで、過敏性のない肌を取り戻せます。

マッサージは有効

マッサージは有効な方法です。


肌ケアの方法としてマッサージは血行を良くし、新陳代謝を促し、リンパの滞りも防ぎます。

よく、マッサージはたるみの原因になるなど言われますが、適度のマッサージは、美肌つくりには欠かせません。

そのとき、鏡をみながら、自分の肌に、いたわりの言葉や、話しかけすれば、あわてて、力の入れすぎで強すぎるマッサージなどの弊害もなくなります。

さらに、すぐに浸透しないマッサージクリームを使用すれば肌へのすべりも良くなり、肌の余分な負担がなくなります。

また、外出などで、肌が乾燥気味になったときは、緊急レスキューケアとしてパックで素早く乾燥対策をしてあげましょう。肌ダメージを最小限にできます。

まとめ

今回は「キメの整った肌造りは角質層できまる!」というテーマでお送りしました。

キメの整った肌造りのポイントを詳細に述べました。美肌造りのための参考にしてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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