きれいな肌は夜つくられると言われます。何故かというと美肌になるのに大切な要素として「成長ホルモン」があります。もちろん成長ホルモンは大人でも分泌されています。そして、この成長ホルモンは睡眠中だけでます。つまり良い睡眠をとることが「美肌」造りには大切ということになります。上手に成長ホルモンを出すには・・・。
睡眠の2種類の状態。
睡眠には2種類の状態があります。
成長ホルモンの話の前に少し、睡眠についての話です。
御存じだと思いますが睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠のふたつがあります。
この二つは９０分周期のセットになっています。そしてレム睡眠のときが浅い眠りで、ノンレム睡眠のときが深い眠りです。
そしてこの二つの眠りにはそれぞれ役割があります。レム睡眠は体の眠りです。
このとき体は完全に身体がリラックス状態で筋肉も弛緩状態です。
一方ノンレム睡眠は、深い眠りの状態で「脳の眠り」で脳がリラックスしている状態です。
そして、９０分周期のうち、およそ７０分がノンレム睡眠に、そして２０分がレム睡眠状態の割合です。
ちなみに夢はレム睡眠のときに見ます。レム睡眠で脳のメンテナンスが行われ脳が活性化します。
そして、眠りに関しては最初の３時間、つまり周期のワンセット目とツーセット目が大事になります。
とりわけワンセット目の睡眠はもっとも深い眠りです。
この睡眠の最初の３時間で「成長ホルモン」がもっとも多く分泌されＤＮＡの合成や軟骨の合成、細胞の修復を行います。
きれいな肌は夜つくられる。
きれいな肌は夜つくられると言われています。
睡眠中には眠りのホルモンのメラトニン、ストレスをコントロールする副腎皮質刺激ホルモン、黄体形成ホルモンなど重要なホルモンがでますが、肌にもっとも関係するのが「成長ホルモン」です。
この成長ホルモンは、細胞の修復や疲労の回復を行っています。
つまり肌の細胞を修復し、細胞や筋肉に栄養を送って疲れを回復させます。
さらに、成長ホルモンにはなんと「若返り効果」があり単に老化を予防するだけでなく老化現象を逆転させています。
上手に「成長ホルモン」を出すコツ。
上手に「成長ホルモン」を出すにはどのようなコツがあるでしょうか。
この美肌効果のある成長ホルモンは日中はほとんどでません。
さらに睡眠のなかでも眠りの最初に来るノンレム睡眠のときに、一挙に分泌されます。
時間帯でいうと午後１０時から午前2時くらいに、このピーク状態を迎えるのが最適です。
つまり夜更かしした翌日に化粧ののりが悪いのは「成長ホルモン」が分泌されなかったからなんです。
またこの成長ホルモンは、メラトニンと同期しているため眠りのペースが乱れてしまっているとやはり沢山出てはくれません。
まとめ
今回は「美肌に最適な成長ホルモンの出し方。」というテーマでお送りしました。
良い睡眠をとることが「美肌」造りには大切で、きれいな肌は夜つくられる。
なぜなら、美肌になるのに大切な「成長ホルモン」は睡眠中だけででるという話題でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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