オリーブオイルは地中海地方のオリーブの果実から搾って取ります。このオリーブは、私たちの周りで入手できる油の中ではめずらしいといえる100パーセント天然です。そのなかでもとりわけ新鮮なエキストラバージンオイルはろ過精製も一切されていない美肌には最適のオイルです。一般のサラダ油は肌に悪い理由も解説。
オリーブオイルは酸化しにくい性質。
オリーブオイルは酸化しにくい性質で知られています。
オリーブオイルの主成分は一価不飽和脂肪酸の「オレイン酸」です。
オレイン酸は酸化しにくいので抗酸化で体内での活性酸素の発生を防いでくれます。
だからか、地中海地方のひとは、高血圧や心臓疾患の発生率が低いことで知られています。
一般のサラダ油は肌に悪い理由とは。
一般のサラダ油は肌に悪い理由とは何でしょう。
一般の植物油、つまりサラダ油はリノール酸が主成分です。
このリノール酸は多価不飽和脂肪酸で体内で代謝されると炎症をおこす物質であるプロスタグランジンやロイコトリエン生成するといわれています。
これらの皮膚の炎症は、やけどしたときに皮膚がはれたり扁桃腺やのどの腫れなどをもたらす物質です。
皮膚の炎症例として、乾燥肌、かゆみ、乾癬、アトピー性皮膚炎、花粉症、炎症性腸疾患、肝炎、気管支炎、ガンなどです。
そしてその炎症が血管に起きれば血管が固くなり動脈硬化を起こしやすくなります。
そして、赤血球や血小板などが固まると血液どろどろになり血管に目詰まりをおこし、血栓となり血流が悪くなります。
肌には最悪ですし、病気にかかり易くもなります。
また、プロスタグランジンやロイコトリエンは炎症原因物質なのでアレルギー、アトピーほか癌の原因にもなります。
さらにこのサラダ油を加熱することで、神経細胞を破壊する神経毒の「ヒドロキシノネナール」が発生します。
この、ヒドロキシノネナールは心疾患、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、肝臓疾患、癌などが引き起こされる可能性が指摘されています。
そして、私たちの使うサラダ油は、私たちが、フライパンや揚げ物の調理で加熱する前、すでに製造段階で脱色、脱臭の目的で200℃程度の加熱処理がなされており、開封まえからすでにヒドロキシノネナールが入っていることになります。
太りにくいオリーブオイル
オリーブオイルのすごさは美肌に良いだけではありません。
オリーブオイルは太るのを防ぐと言われています。
オリーブオイルの主成分のオレイン酸は消化管(胃から小腸、大腸)を通過するまで時間がかかります。
それで、穏やかに体内に吸収されます。
結果血糖値が急激に上がらないため膵臓からでるインシュリンの量も急激に上昇することはなく、エネルギーが皮下脂肪として蓄えにくくします。
またオリーブオイルは、血液中の悪玉コレステロール(LDL)を低下させる働きがあり、善玉コレステロール(HDL)は低下させません。
そのため血行が促進され余分なLDLはどんどん肝臓に回収されます。
こうして、きれいな明るい色の血液になり肌は、クスミが取り除かれ、内側から透明感のある美しい肌になります。
オリーブオイルは新鮮なエキストラバージンオイルを使用する。
オリーブオイルは新鮮なエキストラバージンオイルを使用することがコツです。
オリーブ油を購入するときは、日付のなるべく新しいもので、酸度0.8%以下、過酸化物20以下のエキストラバージンオイルを選びましょう。
まとめ
今回は「美肌にオリーブオイルをおススメです!」というテーマでお送り致しました。
今回はオリーブオイルと美肌の関係についてでした。
さあ、これからも美肌女性を目指しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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